「追憶」見た
午前 10 時の映画祭に足繁く通って今年 3 本目。こないだの"ティファニー" が 1 本目で 2 本目は「旅情」だった。「旅情」と「追憶」は脚本がどちらもアーサー・ローレンツだった
追憶、面白かった。色々思ったんだけど、この映画ほんとに好き
まず最初のハベルがケイティの左翼活動の演説で惚れるところが好き。ハベルは彼女のその一生懸命な姿に最初惚れてるんだよな。活動内容じゃなくて、そのひたむきな姿勢に惚れていて、好き合って付き合うんだけど、結局彼女のその革命的思想や政治活動がハベル自身の仕事に影響が出て無理になって別れる。この、お互いのことを断ち切り難く思っているのにこういう結末になるっていうのが好き
ケイティ演じたバーブラ・ストライサンドはほんとに左翼的思想を持っている役者さんらしい。名女優らしいですね…知らなかった…
この映画 1972 年公開なんだけど、このときの日本映画って仁義なき戦いとか男はつらいよとかやってて、一方で追憶っていうのは女性が主人公で自分の意見を持って自分の生き方を追求する話をやってる。こないだの"ティファニー"は1961 年公開で、あの映画も自分の生き方を追求すべしっていう終わり方だったし、なるほどなあと思った
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