an odd fellow

読書と写真と情報工学

今年読んだ本

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今年も終わりです。今年は、そうだな、色々あったけれど、ボクの中で大きな行事だったのは NTT の研究所でのインターンでした。一ヶ月の東京暮らしと研究だけの生活、今思えば、理想的な純粋で綺麗な生活だったなと思う。長野に戻ってきてからはまたバイトで急かされたり、講義に出席しないといけなかったり、くだらんことで悩んだり、いつもどおりの生活に戻ってしまって、あの一ヶ月をとても懐かしく思います。

ま、そんなこととは別に読書をライフワークと決めて一ヶ月に一冊を目標にしていましたが、今年は全然読まなかった…。原因はわかっている…インターネットのやりすぎであると…。インターネット依存症を克服して来年はもっと読むぞと思う。

今年は桜木紫乃を何冊か読んだ。桜木紫乃はいいぞ。

密かにお慕い申し上げている女性ブロガーが桜木紫乃の小説を紹介していて機会があれば、と思っていたところ、平安堂の古書コーナに何冊か置かれていて、ひとまず買ってきたのがラブレスだった。

ラブレス (新潮文庫)

ラブレス (新潮文庫)

強烈だった。読んでいると、あの小学校のときにいたずらをして、それが先生・親にばれないか否かみたいなあのお腹の奥がキュッとなる、あの感じが常にある、そういう小説だった。ヒヤヒヤした。小説でこういう経験を読者に起こす桜木紫乃、一発でファンになって、それからつらつらと読み続けている。

硝子の葦 (新潮文庫)

硝子の葦 (新潮文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)

ホテルローヤル (集英社文庫)

霧 ウラル

霧 ウラル

ターミナルは映画化もしましたね。長野は上映が2週間だけでしかも昼間しか上映してなくて見に行けなかった。硝子の葦は BS でドラマやっていたらしい。そして代表作はホテルローヤルですね、これ、ボクの中での女性に対する思いがかなり変わりました。新作のウラルも買ってある。また強烈な話っぽいのでちびちび読んでいる。短編集をいくつか出していて、どれも面白い、というか、桜木小説は面白いという枠組みでは無く、なんだろう、疑似体験だと思う。生々しい。そしてそれは長編であればあるほど深い疑似体験になって読後の無常感が大きい。そういうわけでラブレスおすすめなんです。人に勧めても誰もそんな辛い話読まないよと言われるんだけど、辛い話というよりかはあの、そう、なんていうか、ラブレス読了後の強烈ななんとも言えん感じを、誰かと共有したい…。

orange(1) (アクションコミックス)

orange(1) (アクションコミックス)

今年は小説より漫画をいっぱい買って読んだ。3月のライオン、ほんとに良かった。この漫画が無ければ研究所のインターン、すごい辛かったと思う。羽海野チカ先生ファンになったのでハチクロも買って来て一日で全部読んだりなどした。あと orange かな。松本が舞台の話だというので買って読んでみたら良かった。今日映画も見てきたのだけど、あず役の清水くるみさんとっても良かった、原作のイメージ通りでした。菜穂役に関してはイメージ違うような…。土屋太鳳ちゃん、朝ドラのイメージが強くて…という感じ。

来年の目標は桜木小説の既刊を全部読むのと、買ったきり読まずに積んでいるココロコネクトを全て読むことです…。

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)

ココロコネクト ヒトランダム (ファミ通文庫)