an odd fellow

読書と写真と情報工学

バケモノの子見てきた

朝起きて研究室に行ったけどどうしようもやる気が出なくて映画でも見に行くかと突然思い至ってネットでチケット取って見に行った。

館内のカウンターで買うと「このひと一人でこんな映画見るのか」とか思われそうで絶対嫌なのでいつもネットで買う。ていうか絶対思ってる。ボクがホテルで働いてたときは「おじさん二人でダブルベッドの部屋取るなよ気色悪い…」とか思っていたので映画館のバイトのおねいさんも絶対何か思うところがあるはず。そもそもチケットの販売なんて自動化してしまって人件費割いた方がいいよ。今日みたいにお盆で爺婆が孫連れて来てるとそうもいかないのかもしれないけど…というかボクはああいう単純な機会の使い方がわからないという人の感覚がよくわからないんだよな…

以下ネタバレ有り

カンフーキッドじゃねえわベストキッドだわ、リメイクの方ね。アメリカから中国に越してきた男の子がいじめられるんだけど、なりゆきで心に傷を負った闇の深いおじさんからカンフーを教わることになって、男の子は強くなるし、おじさんも男の子の純真さに救われるっていうイイ話なんだけど、序盤の主人公がクマテツの攻撃を尽くかわすところなんか、ベストキッドの主人公がおじさんの攻撃を初めてかわすシーンを思い出して、おお!いいぞ!すごいぞ九太!という気持ちになって隣に座ってた女の子と「いけぇー!ぷいきゅあがんばえー!」ってなってた。ていうか意識してるよね絶対、なんか体術もカンフーぽかったもんね、稽古のシーンとかね、あと話の流れもだいたいそんな感じみたいな感じ

後半、渋谷に帰れるようになったときに真っ先に蓮が向かったのが図書館だったのが映画見てた時は唐突に感じたのだけど、家帰ってからゆっくり考えて結構深いなあとおもった。というか見直したい、図書館に辿り着くシーンはあっただろうか?見直したい…。9歳から17歳までの成長過程はすっとばされてしまうので蓮の男の子の思春期ならではの葛藤の描写は無かったんだけど多分図書館に行くっていうのが彼の葛藤の結果だったんだと納得した。選んだ本がなぜハーマン・メルヴィルの白鯨だったのか…白鯨読んでないので今度読む

図書館で楓ちゃんと出会ってよくあるボーイミーツガール的な感じになるんだけど、楓ちゃんの可愛さが全然アピされなくてもやっとした。そのへんも端折り気味だったから蓮くんの中での楓ちゃんの存在の大きさはボクが想像してあげないといけないんだけど、蓮くんが楓ちゃんから勉強教わって一生懸命な顔をしていたのはよく覚えていても楽しそうな顔をしてるシーンがあった?なかった気がする。それでうーんってなった

というかボクは8年館も別の世界で過ごした世間知らずな蓮くんが楓ちゃんにとんちんかんなエッチなことをすると期待して見ていたんだ。細田監督作品は家族向けというレッテルが貼られてしまっているからね、そうはなりませんよね…、ボクのもやっとポイントはここだけです…

あとリリー・フランキーの百秋坊良かったなあ、優しい感じでね、最初中原茂だと思ったんだよな、徳の高そうな声でね、京騒戯画の鞍馬を思い出したんだけど、鞍馬の徳が高いかは置いといて、二人ともいい感じだよな、ああいう声好きだなあとおもいましたまる

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バケモノの子 (角川文庫)

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