GCPでprojectをまたいだ権限の設定方法
背景
読み飛ばしてOK。自分用メモ。
AppEngineからBigTableを読み込みたかったが、BigTableはprdにあり、AppEngineはdev,stg,prdに立ち上げる予定で、devのAppEngineからprdのBigTableを読み込むとい うprojectを跨いでアクセスする必要があったが、やり方がわからず権限周りに詳しいひとに聞いたので、メモ。
結論
devのAppEngineのサービスアカウントproject-dev@appspot.gserviceaccount.comをprdのIAMから追加しBigTable読み込みの権限を付ける。
サービスアカウントについて
https://cloud.google.com/iam/docs/service-accounts?hl=ja
サービスアカウントについて理解している必要があったので読んだ。
サービスアカウントが良くわからなかったんだけど、公式のマニュアルを読んで理解した。
サービス アカウントは、個々のエンドユーザーではなく、アプリケーションや仮想マシン(VM)に属している特別な Google アカウントです。アプリケーションはサ ービス アカウントを使用して、ユーザーの関与を必要とせずに Google のサービス API を呼び出すことができます。
なので、VMを作るとそのVMに対してサービスアカウントが作られて、そのサービスアカウントに設定されている権限の範囲でVMは動作するということだった。
今回の場合はAppEngineのサービスアカウントに対して、BigTableの読み込み権限を付けることで、AppEngineはBigTableを読み込むことができるようになる。
今年読んだ本
2014年 →2014年消費したおはなしたちまとめ - an odd fellow
2015年 → 今年読んだ本 - an odd fellow
2016年 → 今年読んだ本 - an odd fellow
毎年書いてるので今年も書く。
今年読書メーターに登録した冊数は20冊ぴったり。今年は就職したのもあってビジネス書の類を眺めるようになった。小説だけだと13冊。ノルマの1月1小説は今年も達成できた。良かった。
新作できちんと追っていたのは竹宮ゆゆこ先生。"応えろ生きてる星"と"おまえのすべてが燃え上がる"が最高に面白かった。ラノベの様な軽さで疾走感があるのに、ぐっと身の詰まった感じが最高。毎回物語の導入が不安になるくらいぶっ飛んでいるのに、物事の処理に当たる登場人物たちは結構地に足の着いた思考をしていたりして、だけどやっぱり軽さはあって、現代人的な気がする。youtuberのように、軽い生き方に見える人たちが、実はものすごい努力の上に成り立っているのに似ている。今年何が面白かったか?と聞かれたらこの2冊を推したい。
"おまえのすべてが燃え上がる"は記事も書いた。
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去年に引き続き三浦綾子も読んだ。"続・氷点"、良かったなあ。原罪という観点だと、陽子は重大な罪を抱えていたかも知れないけど、彼女は本当に注意深く潔癖に生きていて、周りの人間の方がよっぽど罪深い感情を持っていて、その対比からキリスト教の原罪に対する赦しという概念を導いているように思った。まあキリスト教とかわからんのですケド。潔癖過ぎる少女に対して、周囲の人々の精神が不潔過ぎるし、それによってもたらされる不幸も度肝を抜いてくるし、それを経ても潔癖であるので、勇気づけられる?というか、私も本当はこうありたいぜという気持ちになります。
"道ありき"は三浦綾子の自叙伝的小説なんだけれど、三浦小説を読むと、「この人はキリスト教信者のくせに人の悪意に詳しすぎる」という感情が湧きます。それで、三浦綾子本体を詳しく知りたくなってくるので読むと納得する。"氷点"の陽子のような綺麗な人なのかも、と思って読むとその実態は夏枝寄りの人間だった。
自叙伝は3部作あるので、またゆっくり読みたい。
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今年は森博嗣も読んだ。2年ぶりに読んだかな。理系の気持ちを忘れたときは森博嗣を読んで、僕の考えるかっこよさはコレだと再確認する。大学院を出て研究というのを真面目にやってみた後に改めて森博嗣を読むとエモい。犀川創平の考える"綺麗さ"に近い概念を自分も獲得していることに気付いて嬉しくなった。犀川創平の考える"不潔さ"は、もしかしたら三浦綾子の"綺麗"とかぶるかもなあとか思う。まあよくわかりませんケド。
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アラカルト的に読んだのは"いちご同盟"と"池袋ウエストゲートパーク"。池袋に住んでいるし、ウエストゲートパークは読んどかないとなと思った。思ったより悪くは無かったが、治安悪い話は好きじゃないな。いちご同盟は"四月は君の嘘"のオマージュ元だというのは知っていて、いつか読まなければと思っていたのを忘れかけた頃たまたま本屋で平積みされていて思い出した。
良かった。四月は君の嘘の宮園かをりの理解がかなり進んだように思う
— ろにゃ (@roronya) 2017年9月26日
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古臭い本を読み過ぎか?最近読んでいるのは"マリみて"。池井戸潤は興味がある。さっき妹が陸王の最終回の録画をリビングで見ていて、一緒に見たら面白かった。やるやんけ池井戸潤…。
今年はシリーズものを読み切りたいなあ。飽きっぽくてフラフラと色々読んでしまうんだよなあ。
サムライズムの IntelliJ ハンズオンに行きました #jbugj
普段は Spacemacs を使っているんですが、学生のときからバイト先では PyCharm や PHPStorm を使ってはいました。いましたが、Shift を 2 回叩くと出て来る何でも検索機能程度しか使っていませんでした。
4月から就職したんですが、就職先が All Products Pack を買ってくれたので、さすがに安くない金を出してもらってライセンス買ってもらったんだし、もうちょっとちゃんと使おうという気持ちになっているところに、サムライズムでハンズオンやるよ!とツイッターで見て行ってきました。
解説はサムライズムの社長の山本さんが直々にいただきました。インターネットにも解説記事とかはありますが、山本さんが言うなら正しいんだろうという安心感があります。簡単なHTMLとJavascriptを書きながら JetBrains IDE の基本的な機能を解説していく方法でわかりやすかったです。人数も少なかったので途中で遮って質問できたのも良かった。
私は紹介いただいた JetBrains IDE の機能の中で postfix completion と refactoring の機能が気に入りました。
・postfix completion
IntelliJ IDEA 13.1のPostfixコード補完 | JetBrains ブログ
・refactoring 変数の抽出の例
Extract Variable - Help | IntelliJ IDEA
また、JetBrains IDE はデフォで戦えるので基本的に設定は弄らずに使うのが良いそうですが、IdeaVimはOKだそうです。
というわけで、JetBrains IDE 初心者にハンズオンとてもおすすめです。今月も来週やるようなので行ってみてください。 https://samuraism.doorkeeper.jp/
terraform init が s3 の認証情報が違うと言ってコケるとき
備忘録
問題
terraform init で -backend-config を指定すると以下のように怒られた。
$ terraform init -backend-config="key=prd/gcp-terraform.tfstate" Initializing the backend... Error configuring the backend "s3": No valid credential sources found for AWS Provider. Please see https://terraform.io/docs/providers/aws/index.html for more information on providing credentials for the AWS Provider Please update the configuration in your Terraform files to fix this error. If you'd like to update the configuration interactively without storing the values in your configuration, run "terraform init".
provier.tf で aws のアクセスキーとシークレットキーは以下のように指定してあり、-backend-config を指定するまでは動く事を確認している。
provider "aws" { access_key = "ACCESS_KEY" secret_key = "SECRET_KEY" region = "us-west-2" }
解決策
- terraform init は *.tf ファイルを参照する前に初期化の処理を走らせる、らしい
- よって provider.tf に aws の認証情報を書いておいても参照しない
- 認証情報を環境変数か
~/.aws/credentials
に書く必要がある (参照: Terraformでstate lockを触ってみた。 - Qiita)
自分は環境変数に吐くことにした。変数名はアクセスキーがAWS_ACCESS_KEY_ID
、シークレットキーがAWS_SECRET_ACCESS_KEY
。
(参照:
AWS CLI の設定 - AWS Command Line Interface)
$ export AWS_ACCESS_KEY_ID = "ACCESS_KEY" $ export AWS_SECRET_ACCESS_KEY = "SECRET_KEY"
おまえのすべてが燃え上がる
竹宮ゆゆこ先生の新刊、良かった。
取り返しの付かなさが良い。最初から取り返しの付かないとこから始まって、最後まで取り返しが付かない。取り返しの付かなさが全力で足を引っ張っている。もちろん主人公信濃は取り返そうとしてみるけれど、取り返しの付かなさは絶対にそれを許さない。
でもきっとこの話はハッピーエンドだった。ぶくぶくの黒い沼みたいな人生から、重り付きでも途切れていても人の道を歩くための話だった。
だけど、不幸だったのは彼女だけじゃ無かったのだ。幸せそうな主婦青葉さんも、バリキャリの美人白鳥さんも、みんな自分や他人にかけられた呪いが足を引っ張って、ままならない人生になる。
僕も気づいたら 24 だ。それなりに取り返しの付かなさを積み重ねてしまった。意外に、人生は短いのだ。良い小説だった。
竹宮ゆゆこ先生の書く擦れた大人の女のひとの話、大好きだ。知らない映画のサントラを聴くはいつか映画にして欲しいと思って居る。
男の着エロ画像をランダムで表示する slack bot を Python で作る
https://github.com/roronya/skinybotgithub.com
大学に六年も通って出来るようになったことが此のようなくだらんことでは、君のお母さんは泣いているぞ。
以下を見たら1時間で作れた。
このライブラリが強かった。slack の API キー取得してきたらコンフィグファイルに貼り付けて、あとは画像取ってくるロジックを2,3行書いただけ。
動作例
— 🌞 (@esuf11) January 19, 2017
今年読んだ本
2014年消費したおはなしたちまとめ - an odd fellow
三年前から一月一冊をノルマに読書している。今年は達成した。ラノベも含むけど 19 冊読みました。
今年は旅行前の予習としてその土地を舞台にした小説を読むことが多かった。富良野旅行は三浦綾子の泥流地帯、函館旅行は司馬遼太郎の燃えよ剣といった具合である。これはなかなか面白い経験だった。その土地に根差した人物を好きになると、その土地を踏むだけでテンアゲである。函館旅行なんか、土方歳三が討たれたと伝わる、今となっては何の変哲もない住宅街の真ん中で、一人で写真を撮ってブチアガって居た。
- 作者: 司馬遼太郎
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そういうわけで今年は燃えよ剣が一番印象に残った小説…としたいところだが、今年は三浦綾子の氷点を上げたい。
- 作者: 三浦綾子
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泥流地帯で三浦綾子にハマると、直ぐにデビュー作であり傑作と云われる氷点も読んだ。これがいい。氷点の良さを説明しきる言語能力を持たないのが口惜しい。
- 作者: 谷崎潤一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
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あとは谷崎潤一郎の文章読本だろうか。色々消費して見ると、他人にその良さをどうにかして伝えたくなるんだが、その術を持たないことに気づく。いわゆる文章力というやつで、このノウハウ本は古来より需要があったらしく、文章読本という名で様々な人物により出版されており、手始めに谷崎潤一郎を読んでみた(村上春樹のものと迷った)という次第なんだが、これが良かった。文章の良し悪しなどはやはり感覚的なものではあるにせよ、それなりに理論立てて良し悪しが測れるようで、理系脳には有難い。少し齧っただけでも、その後の読書による経験値の稼ぎ方が変わった。しかし、結局のところたくさん読みたくさん書いて経験を積みなさいと言うことで、最近は気に入った作家の文章の写経などもしているし、毎日日記も付けている。
以上である。なんだか古めかしい本ばかり読んで居る。
来年は志賀直哉を読みたいと思っている。竹宮ゆゆこの新作と古典部シリーズの新作も読む積もりである。あとは村上春樹だろうか?同じ作家の本をまとめて読む機会が欲しいと思っていてこれを春休みにやる予定である。