an odd fellow

仕事のメモ

【Symfony2】DoctrineFixturesBundle で作ったフィクスチャを phpunit から呼びたいとき

機能テストをするときにテストデータを DoctrineFixturesBunle で作った LoadHogeData クラスを使いたいとき

  • LoadHogeDataクラスが ContainerAwareInterface を実装しているときどうするか
  • LoadHogeData が外部キー制約で怒られるときはどうするか

について書きます。

ほとんど以下の「テストコードからFixtureをロードする」項目からのコピペです。

www.karakaram.com

こうしました。泥臭さが出るけど致し方ない。

  • LoadHogeDataクラスが ContainerAwareInterface を実装しているときどうするか fixture に自分で Container をセットする。
  • LoadHogeData が外部キー制約で怒られるときはどうするか SET FOREIGN_KEY_CHECKS = 0 を無理やり叩いて外部キー制約を無効化する。
use AppBundle\DataFixtures\ORM\LoadHogeData;
use Doctrine\Common\DataFixtures\Loader;
use Doctrine\ORM\EntityManager;
use Symfony\Bundle\FrameworkBundle\Test\WebTestCase;
use Doctrine\Common\DataFixtures\Executor\ORMExecutor;
use Doctrine\Common\DataFixtures\Purger\ORMPurger;
use Symfony\Component\DependencyInjection\ContainerInterface;

class HogeFuntionalTest extends WebTestCase
{
    /**
     * @var EntityManager;
     */
    private $em;

    /**
     * @var ContainerInterface;
     */
    private $container;

    public function setUp()
    {
        # kernel のブート {
        $kernel = static::createKernel();
        $kernel->boot();
        # }

        # EntityManager の取得 {
        $this->container = $kernel->getContainer();
        $this->em = $this->container->get('doctrine.orm.entity_manager');
        # }

        # 外部キー制約の無効化 {
        $connection = $this->em->getConnection();
        $connection->exec('SET FOREIGN_KEY_CHECKS = 0');
        # }

        # フィクスチャの実行 {
        $loader = new Loader($this->container);
        $fixture = new LoadAccountantData();
        $fixture->setContainer($this->container); # ContainerAwareInterface を実装している場合インスタンス化してから自分で container をセットする必要がある
        $loader->addFixture($fixture);
        $fixtures = $loader->getFixtures();
        $purger = new ORMPurger($this->em);
        $purger->setPurgeMode(ORMPurger::PURGE_MODE_TRUNCATE);
        $executor = new ORMExecutor($this->em, $purger);
        $executor->execute($fixtures);
        # }

    # 外部キー制約の有効化 {
        $connection->exec('SET FOREIGN_KEY_CHECKS = 1');
        # }
    }
…

外部キー制約で php app/console doctrine:fixtures:load がたたけ無いときはこっち

roronya.hatenablog.com

doctrine:fixtures:load で外部キー制約で怒られるとき

[Doctrine\DBAL\Exception\ForeignKeyConstraintViolationException]

このエラーが出る。

結構調べたんだけど、結局データベースごと作りなおすしか無さそうでした。

というわけで、僕は以下のコマンドを叩いています。

php app/console doctrine:database:drop --force;php app/console console doctrine:database:create;php app/console doctrine:schema:update --force;php app/console doctrine:fixtures:load

データベースを作って壊してスキーマをアプデートしてフィクスチャをロードします。

星を撮る

友達が買った車は大きな車体に静かなモーター音で田舎道を走って、僕たちを秋のスキー場へ運んだ。暗闇だった。きっと紅葉が始まっていて山は綺麗に色づいていたのだと思うが、今日の興味の対象外だった。写真が好きだったらしい祖父の遺品のひとつ、キャノンの FD マウントの広角レンズを取り付けた愛機を抱えて静かな高原を少し登った所に三脚を構えた。安物なので足は伸ばさない。腰をかがめて設定を確かめる。レリーズケーブルは買っていない。のでタイマーで撮る。シャッターボタンに軽く触れると 2 秒後にシャッターの開く音がして、32秒後にもう一度鳴った。カシャンッ!!と小さなマシンにしては大き過ぎる音が鳴るが、僕は結構気に入っている。

Factorization Machines について輪講で発表した

「隣のチームは Factorization Machines 使うらしい」とチームメイトが言ったのは、もはや内定先である弊社の冬インターンだった。当時の僕は「へえそうなんだ(Matrix Factorization の別名かな)」というトボけたことを思ったが、もう大丈夫。わかりました。

で FMs がわかってしまえばなんかコンペで強かったと聞く Field-aware FMs もすぐわかる。

http://www.csie.ntu.edu.tw/~r01922136/slides/ffm.pdf

ぱっと見ると FMs で O(n2) から O(kn) までパラメタを削減できたのに FFMs では O(kn2)になっとるやんけ!これじゃあスパースなデータで推論できんやろ!と思ったんだけどこうなるのは一番極端な場合で、変数をクラスタリングしておけば、現実的にはクラスタ数 f がオーダーに加わって O(kfn) になるということです。

FFMs おもしろいですね、汎化してから特化していてそれで良く推定できるという…。じゃあ今度はそのクラスタ間の相互作用考えたほうがええやんけつってクラスタ間の相互作用を表す重みをl次元ベクトルで分解してパラメータ数 O(klfn) のモデルが提案されて…みたいなことは無いんだろうか。やってみたら面白いのかも知れない。

輪講ではボスが SVM をこの程度でこき下ろすのは納得いかないと言っていた。そもそも回帰に使う SVM とはちょっと違うとも言ってた。僕は SVM 勉強不足でよくわからないが…。論文中で双対問題への変換がデメリットのような雰囲気で書かれていたのだけどこれが僕はよくわからなかった。ボスも別にデメリットなんて無いよと言っていたけど…。

マクロスΔ最終回と黒澤明の「生きる」

僕はマクロスΔマクロスシリーズとして認めたくないなあと思った。色々と説明不足なのだ。あるいは説得力の不足だ。何よりマクロスシリーズとしてのエッセンスの不足が深刻だった。マクロスシリーズとはなにか。マクロスシリーズとは敵とみなしていたモノとの出会う話だ。出会うっていうのは争うことじゃなくて認めることだ。排除ではなく包摂だ。愛がテーマだったはずのマクロスで、敵からも味方からも恨まれる第三の敵を作って、これを尽く叩き潰してしまったマクロスΔの最終回は、マクロスシリーズの在り方として筋が悪かったと、おもいます。

あるいは、やっぱり、説得力の不足だ。黒澤明作品を僕は今日始めた見たんだけれど、フィクションに必要なのは説得力なんだと、身にしみてわかった。鑑賞後に胸に湧く自然な感想の中にもやもや感が全然無くて、この圧倒的説得力に僕は感心した。

マクロスΔは第三の敵を問答無用で叩き潰してしまった。そこに説得力は無かった。第三の敵の死に際の「なぜ理解しない!」ってセリフが虚しい。大多数に理解されなければ切って捨てていいのか?これを否定してきたのがマクロスシリーズじゃないか。マクロスシリーズがシリーズとして成り立ってきた掟を破るには、理由が、説得が、必要だったはずで、これをやっていないから、マクロスΔはまだ続きのシナリオがちゃんと用意されていて、マクロスシリーズのひとつとして完成するために、完結編を映画でやるのかもなと思いました。

楽観的ロックと悲観的ロック

ロックについてあんまり気にしたことがなかったけど、必要になったので調べた。

ページを開いて何か変更して更新ボタンを押すシチュエーションを考える。僕が変更を加えている間に、他の誰かがそのページで別の変更をしたのを、僕が更新ボタンを押すことで上書きしてしまうのを防ぐためにロックを考える必要がある。

楽観的ロック

フォームに諸々入力して更新ボタンを押させてから、「このページを開いたときとバージョンが違うよ」って言って保存させてくれないやつ。

これは内部的にバージョンを持っていて、保存時にそのバージョンをインクリメントする。それで保存しようとしたときにバージョンが合致しないと変更されたということなので保存させない。

悲観的ロック

そもそも誰かが触っているページを開かせない。

symfony でロックを使うとき

ここを読む

12. Transactions and Concurrency — Doctrine 2 ORM 2 documentation